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こんな所に有馬温泉がある

 ラヨーンの旅からバンコクに帰って、どこかでホテルを探そうと思うのだが、土曜日でもあってなかなか空室が見つからなかった。雨が断続的に落ち、かなり遅い時間であったが、バンコクには何百軒も
のホテルがあるのだから、どこかに潜り込むことは可能である。

 焼きめしと野菜炒めの簡素な夕食を取って、ふらふらと入ったソイ小道)がパッポン1の次の次のソイでソイ4であった。
 このソイはスリウォン側から入ると古式マッサージが5軒ほど並んでいて、突き当たりである。

 突き当たり奥の右にある 「ウォールストリートインホテル」 に空室があった。さっそく雨で濡れた身体を熱いシャワーで温め、階下にあるウォールストリートマッサージに飛び込んだ。

 疲れた身体をほぐしてウトウトしていると、横のカーテンの下から関係のない手が出てきて、チップチップと言うではないか。ふざけるんじゃあないよ。
バンコクには観光ずれして、こんな程度の悪いのがかなり混ざってきている。

 無性に腹が立って、2時間のマッサージを1時間に変更してホテルの部屋へかえった。
翌日はチャイナタウンへ行って、ホテルへの帰りによく見ると、このソイは、あるはあるわ有馬温泉や
マーブルハウス、とんとん、サリカなどのマッサージ屋の巣窟であった。

 早めの夕食を取って、有馬温泉へでも行くか。 この有馬温泉のオーナーはもちろん日本人で、ガイドブックには必ず名前が出てくる人気店である。
客は日本人が圧倒的に多いのだが、安全な店としてアピールしているので女性客が非常に多い。

 マッサージをする女性が、とても話し好きだったので、聞いていく内に料金の話になった。
2時間のマッサージは料金が繁華街なので少し高く 1,050円だが、彼女の取り分は 250円でしかない。  店は有名なので大繁盛しているが、200人以上のマッサージ嬢?がいるので、一人が一日に多くて3回 (1日で6時間 )しか,客は回ってこない。

 一日に稼ぐお金は500円から750円しかなく、チップで何とか生活しているそうだ。田舎から出てきて、アパート一室を借りて、何人か組んでの共同生活をしながら、懸命に田舎の家族の生活を支え続けている。

 なのに、タイに関する旅行書なんかを読むと、タイにはチップを渡す習慣がないので、無くても良いが渡す場合は20バーツ(60円)くらいであろう。なんとも可哀想に思えるのは私だけだろうか。

 日本のように健康保険はもちろん、固定給(サラリー)もないが、それでも職を得て少なくても毎日収入があるだけ幸せだ。と笑っていた。

 この店が稼ぐお金の大半は、日本人のオーナーが持っていくと聞いて、ごっぽりと上前をはねて稼ぐ日本人は、何ともえげつないことだと思ってしまった。








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