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年がいもなくステーキを

  タイへ行ったことがある人や、バンコクに興味を持っている人なら、パッポンと言えば大概の人が一度は聞かれた所だろう。
 このタイらしくない変な名前のパッポン通りは、50年ほど前にパッポン氏が土地を購入して、歓楽街を作り上げたので、名付けられたのだそうだ。

  沢山の人をかき分けて、珍しいものはないか、掘り出し物はないか、鵜の目鷹の目で雑踏に揉まれてお腹がすいた。
 サラデーンで電車を降りて、パッポン1通りをスリウォン通りへ向かって歩くと、ちょうど中間を過ぎた左にその店はある。

 こんな所に洋食屋があるのだろうか、不安になってくるが、「ミズキッチン」と書かれているから、見落とさないよう注意されたい。
 中が見えないので入るには少々とまどいもあるのだが、入ってしまえば捕って食われる事はないので大丈夫である。

 ただ、薄暗い店内は清潔感は期待できそうな雰囲気ではない。ゴキ君がはい回っていても不思議ではない。さっそく日本語のメニューを持ってウエイトレスがやってくるが、タイの優しい微笑みなど、どこかえ置き忘れたような無愛想な女だ。

 印象はよくないが、店のオーナーは日本人で、何十年もこのレストランの営業を続けている。したがってお客の60%以上が日本人だと言うのだがなぜだろう。。

 どうしてもなじめない。大正時代の洋食屋がバンコクに移動して、改築しないでそのまま営業ているような感じの受ける店だ。
 日本のガイドブックにはよく紹介される有名店だそうだが、雰囲気は気に入らないが多くの人を引きつけるのは味だろうか。

 私は一番の売りであるサリカステーキなる物を注文してみた。
約10分ほどして、まだ 鉄板の上でジュージューと音と湯気を上げたステーキが運ばれてきた。
 何とも大きい。 熱い 厚いステーキを食べてみると柔らかくて味はとても美味しいのだ。
セットメニューなので、パンとサラダが付いていて、夕食は食べきれないほどであった。

 豪快と言えばこの他に「鯖ステーキ」というのがある。後日食べてみると、サリカステーキと同じように、熱々の鉄板に乗せられてきたのは、一匹のサバが丸ごとステーキに化けて出てきた。

 そのほかに、カレーライス、ハヤシライス、ビーフシチューなど、古い日本の味がそっくり再現されて出てくるそうだ。 どうやら人気店の秘密はこの辺にあるように思われる。 が、変な店だ。

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