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チェンセンの裏通りを歩く

 チェンセンの町に入ったすぐの所にある 「ワットチェディールアン」 にまずお参りする。 お参りの後、チェンセンは使用できるトイレが極端に少ないので、境内の土産物屋の裏にひっそり隠れているトイレを是非使っておきたい。Photo_4

 今日は表の大通りを通らず、あえて裏通りに点在する遺跡を探索しながら、メコン河に向かって歩くことにした。

 家々の庭にはバナナやパパイヤが実を付けて目を楽しませてくれる。

 しばらく歩いて敷地の跡と思われる雑草地に見事なパパイヤが実り、美しい花が咲き乱れていたので思わずカメラを向けた。

 この瞬間離れたところにいた近所のオバサンが、大声を上げながら小走りに近づいてきて、止めとけという。 (そのように受け取れた)

 写真を撮って何が悪い。 オバサンはしゃべり続けているが、意味が理解できない。  仕方なく、私は日本人でタイ語は少ししか分からない。と言うと彼女は私の顔をしばらく見ていて、突然笑い始めた。

 なめているのか! とムッとしたが、彼女の笑いが彼女の勘違いに対するものと分かってきた。 この土地の持ち主は性格が悪いから、土地を買うのは止めた方がよい。要するに親切でお節介なオバサンが、買い手と間違ったらしい。

 どこの国にもこういう人はいるものである。 このあとオバサンの家の前で、同じ話し好きのオバサン3人の、カモのなりながらイチゴとジュースをご馳走になった後、再びメコン河に向かって歩き始めた。

 色々な果物や花を愛でながら、東南方向に歩いていくと、ついにメコン河に突き当たった。 

今日はかなり下流の方へ出たようだ。 とある店で足が止まった。麺屋が見えたからだが、黄色の麺(バーミー)を亭主が打っている。タイの主流は米麺だから、珍しくて中に入った。 打つところから茹でるまで自分でやってくれるが、こんなところでこんな美味しい麺が食べられるとは思わなかった。発見はあるものだ。

Photo_7   

 引き返してチェンセン港に出ると、遙か中国の雲南省から下ってき貨物船が7隻、停泊していて苦力が荷揚げをしていた。船には中国国旗が掲げられ西納版名(シーサンパンナの文字が記されている。

 西納版名は雲南省にあるタイ族の故郷で、稲や茶の発祥の地とも云われ、納豆、味噌、醤油などが常食されていて、懐かしく身近に感じる中国の南端である。

 中国、ラオス、タイ、苦力が重い荷を肩に荷役している様は、まさに蟻の行列のように見えた。

 川岸のベンチに座り涼風に当たりながら、対岸のラオスの村や山並をながめる。    メコン河の流れは、時間の流れと同じように、ゆったりと流れていて、日本での些細な出来事など綺麗に忘れさせてくれる。

 

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