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タイ湾が押し寄せている

 タイ北部のチェンライやチェンマイのさらに奥地から流れ下った水は、ピン川やナーン川などと名付けられて、南への旅を続け、タイ中部の町ナコンサワン付近でチャオプラヤ河と名をかえる。
 北の最奥地からの距離は1,200㎞にも達する。 私はついにこの河の河口部分まで来てしまった。

 バスの終点、行き止まりの道、小さなお寺、名も知らぬ小さな市場、ポンポン船の繋がれた粗末な桟橋、こんな所が大好きだ。

 目の前の緑濃い大きな島の裏側に隠れている景色やいかにと想像させてくれる。そんな期待を抱かせて定員50人くらいの古ぼけた船は、ゆっくりと島の表側に回り込んでいった。

 そこで見たものは、これがあのチャオプラヤ河か。 たくさんの大きな貨物船が数多く停泊して、その間を縫うようにすすむ小さな渡し船、対岸にはサムップラカーンの大きな建物が立ち並び、その岸壁には無数の漁船が索われている。

 まさにタイ湾(シャム湾)が大きな口を開いて、チャオプラヤの濁水を静かに飲み込んでいた。
これがタイ湾の口の部分とするならば、足となる部分はマレーシア、シンガポール、ブルネイとなる。

 サムップラカーンに降り立ったところには、大きな市場があって、タイ湾で取れた新鮮な魚介類が所狭しと並んでいて、その豊富さを誇っていた。

Photo_6  

 ただ市場の足下はぬかるんでぐちゃぐちゃだが、混雑し活気に溢れていた。ノンタブリーやインチャルンの市場にも勝るとも劣らない見応えのある市場である。

 その魚市場から遠慮がちに、野菜を中心にした食材市場が大通りまで広がっていて、冷やかし歩くには飽きることはない。

Photo_7  この大きな道を右へ進み続けるとチョンブリーからパタヤビーチへ続くのだ。

 今は6月、タイは高温多湿の雨季に当たる。空の一角が黒く染まり始めているから間違いなくスコールがやってくるぞ。

 毎日のようにやってくるスコールが来ると、道は1数時間経たずして川と変じ、半日は行動が出来なくなる。

 まだまだ未練は残るが、急いでバンコクへ帰ろう。  

 サムップラカーンのような他の県にも、バンコクの都バスは足を伸ばしているから有り難い。バスマップで確認すると、508番と511番の2系統が北上して、スクムミット通りを通っていることが分かった。 これなら車掌にエカマイ (東バスターミナル) と告げておけばよい。

 エカマイで降りてBTS高架電車に乗り換えれば、迷うことなく都内のどこのホテルでも帰ることが出来る。

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