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人は見かけによらぬもの

 散歩の延長のように歩いて、空港まで行って午前中のチェンマイへの飛行機に乗った。今日からの予定はチェンマイは空過して、馴染みのチェンライで、3日ばかり寛ごうという計画である。Photo 

 左の写真は、メーサイで出会ったミャンマーの山岳民族の女の子である。二人とも、重い荷を背負うときの用具を持っていたので、見せて貰った。

荷を背負うとき、重量を肩と頭に分散しさせて持つのだそうだ。チェンライではまたこんな出会いが、あることだろう。

 私がタイへ行き始めた頃はチェンマイからチェンライまでの飛行機が飛んでいた。それが休止したまま現在に至り、バスがそれに変わって久しい。

 愚痴をこぼしても仕方ないので、チェンマイアーケードバスターミナルへトゥクトゥクで移動した。

 このターミナルからチェンライ行きのグリーンバスが、山道を3時間30分ほどかけて走るのだ。   

 ターミナルに着いて、一番最初に目に付いたのが、赤毛を伸ばし放題にして、髭だらけのヒッピー風の若者が、ボロリュックを側に置きベンチに座る姿だった。

 うっとうしい一番嫌いなタイプだ。来るな来るなと念じていたが、思うようにならないのが世の常である。

 不運である。神に見放されたのである。 何とヤツが俺の隣の座席番号を持っていたのだ。
旅は楽しいものと云うが、楽しくない旅だってあるのだ。 私はバスが動き出しても車窓だけを眺めて、無言の行を2時間半ほども続けた。 もうそろそろチェンライ県に近づいてもいい時間だ。

 そう思って北部の地図を開き、現在地を確かめていた。 するとヤツが横目でチラチラ見とる。
 そして ヤツは「アナタハ、ホンノ カタデスネ」。  驚いたのなんのって。 流暢な日本語ではないか。

 私が日本人とよく分かりましたね。というと、 顔が日本顔です。日本顔なんて顔があるのかいな。

そのうえ、地図の文字が全部「カタカナデシタ」。  これには残念ながら完敗であった。 何でこんなことになるのだろう。

 彼はニュージーランドの学生で、4年間東京大学に留学していてこの間卒業したので、タイからミャンマーを経てインドに行きます。 とのことだった。

 なごやかに日本語の会話を続ける内に、チェンライのバスターミナルに到着した。 ヤツは別れ際に「オキヲツケテ、イイタビヲ、シテクダサイ」   君には負けました。 

 人は見かけで判断してはいけないことを、この歳で実感した。  それにしても旅ではいろいろな体験することがあるあるものだ。 

 

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