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前途不明の旅は面白い

 メコン河から老舗ホテルに帰って、3人で作戦会議を開いた。行き当たりばったりの3人であっても、合意したうえで一日の予定を立てねばならない。バンコクまでの飛行機はすべて満席と判明した今、次善の策として次の空港を目指すことで意見の一致を見た。

 次の空港ってどこやねん。バスで何時間かかるんやなどと、急に動きは慌ただしくなった。それで、その空港からは飛行機はあるのか、大丈夫かいな。と騒げども今となっては行ってみないと分からない。こういう難問が立ちはだかると、旅は俄然楽しくなる。

 結論はバスでウドーンタニの町まで行って、飛行機があればバンコクへ帰る。無ければウドーンタニで宿泊して、翌日バンコクに帰ることに決した。

 ウドーンタニへ行くことを決めたのはいいが、予定外の町なので何一つ資料を用意していない。N君と会長Y氏がガイドブックを持参しているかどうかを聞いてみたが、そんなもんあるわけもない。資料なんかいるか。口があれば何とかなる。 と 出たとこ勝負の旅の一日が始まった。

 会長Y氏が急にバスの後尾の席に移動して、若い女性と話し始めた。何と話は英語のようである。そういえば若い頃外国にいって、英語を使ったことがあると聞いたことはあったが。なかなかやるじゃありませんか。

 ナコンパノムから、サコンナコンの町へ入って、ターミナルに停車すると、10人近くの物売りのおばさん達が、バスに乗り込んできて騒々しいこと、大混雑の中で食べ物を売りあるく。中には発車した後も車内の残ってまだ販売を続けている。

 これといった現金収入のない人たちなので、わずかな商売でも熱心である。朝早くから遅い時間まで何10本と立ち寄るバスを目当てに働くのである。

 かなりたって、会長氏が我々に席に戻ってきた。彼女はコンケンの大学生で、日本に行ってみたいというとる。 へーそうですか。 で、どう答えたのと、畳み掛けると交通費と滞在費は持ったる。具体化しようと言うことで返事をした。

 会長ビザが出なかったら日本になんかこられませんで、と言うのだがアユタヤの取引先を利用してでも何とかする。 この話にはあまり立ち入れないほうがよいと判断して、話から手を引いた。

 日本のあの悪名高い大使館が、タイ人の提出するビザ申請を簡単に受けて、ビザを発給するはずがないのだ。タイ政府は日本人なら、良いのも悪いのもよほどのことがない限り、ビザなしで入国をさせるが、そのタイ人を簡単には入国させない我が日本国なのである。

 サコンナコンを経てウドーンタニまでの5時間、難問もあったが、食べたり眠ったり、車窓を眺めたりで休養のひとときとなった。さてバスが停まったらどのような展開が待っているのだろうか。

 
 

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コメント

タイスキ様、こんにちは

いやぁ~男3人旅のやりとり

愉しいですねぇ^^

漫才の掛け合いの様な会話にも

御三方の年季を感じます

この続きが楽しみで仕方ありません

投稿: 高兄 | 2010年7月 8日 (木) 12時18分

 高兄さん、今年の梅雨は元気がよく、連日よく降りますねえ。
 間もなく祇園祭、それまでに梅雨前線が北上してくれると良いのですが、全国から観光客が京都を目指して来られるのですから、晴れて欲しいものです。

 一旦は8月下旬に出かけようと、動いていたのですが熱帯は雨季ですから、ほぼ毎日午後になると猛烈なスコールが定期便としてやってくるのです。
 それを思うとまた、旅をする気持ちが萎えてきて、思いは千々に乱れています。

投稿: タイスキおじさん | 2010年7月12日 (月) 08時08分

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