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掃いて捨てるほどあるバンコクのタクシー

 バンコクのタクシーにメーターが付いたのは、15年ほども前だったであろうか。それまでは××までいくらで行くかと、運転手との交渉しなければならず、げんなりしたものである。

 それが現在では、全車にメーターが付いて、安心して利用できるようになったのだから、一見文明国の仲間入りを果たしたかのように見える。 ただ、日本のように運転手が道路に精通していない。地図を示しても理解できない場合が多いから困ってしまう。

これには理由があって、運転手のなり手は東北タイのような田舎出身者がかなりの割合を占めているからである。 田舎のおっさんがタクシーの運転手になって、客にどこどこまでと云われても、経路も場所も分かるわけはない。

 空港から○○ホテルまで、と言うようにお互いに明確に行き先を告げられ、行き先が理解されるような場合は問題ないのだが、都内の道路で止めて、乗車しようと思うと簡単にはいかない。

 場所が分からず、しかも言葉も分からないのだから、返事もしないで逃げていくのが当たり前である。これを乗車拒否などというのは可哀想な気がする。

Photo  走ってきたタクシーを止めるには、手を斜め下に差し出す。(これはバスの場合でも同じである)止まったら助手席のドアを開けて、行き先を告げる。頷けば後部のドアーを開けて車内に乗り込む。

 運転手も苔が生えるような強者ともなると、停車させて××まで行ってくれと言うと、OKと返事し、しばらく走ってからどっちへ行けばいいんだ。とくるから困ったモンだ。 

 その後は渋滞に巻き込まれないことと、行きたいところへ無事に到着できることを祈るばかりである。(渋滞には1分毎に6円ずつ加算される)

 掃いて捨てるほどあるタクシーなので、レーサーのように超スピードを誇る運転手もいれば、遠回りをして少しでも料金を上げようとする運転手もいる。

 以前ホテルの前から、客待ちをしているタクシーに乗ってドムアン空港へ向かうとき、高速道路へ入ったとたんに、メーターが狂ったように早く回り始めたヤツもいた。高速道路では降りることも出来ず、日本語で 「こら!ミーター」 と大声でどなったら、回転は穏やかになった。 

 こんな事もたまにはあるが、おおむね順調に走っているようである。 バンコクのタクシーの初乗り料金は2キロメートルで100円少々、その後440メートル毎に約6円と安いので、都心から空港まで乗って、900円もあれば十分である。 しかし高速道路を使用した場合は、高速代は乗客持ちは当然である。

 バンコクのタクシーは出来るだけ小銭を持っていた方がよい。 殆どの場合釣りがないからと、返っては来ない。この場合運転手は、釣り銭はチップだと勝手に考えている。

 高速道路にはいると、日頃の渋滞の鬱憤晴らしか、狂ったようにスピードを上げる運転手がいた。メーターを見ると130㎞をはるかに越えている。こんな時黙っていると最後まで爆走につきあわされて心臓が悪くなるので、「チャーチャーカップ」 と減速を促そう。

 タクシーを使う場合は、行き先が相手に明確に伝えられるかどうかが、乗りこなせるかどうかの最大ポイントであろう。  気を配りながら乗るタクシーより、バスや電車などの方が気を揉まなくて良いし、早くで確実なので、タクシーにはあまり乗らないことにしている。 

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バンコクのあれこれ」カテゴリの記事

コメント

タイスキ様、こんにちは

京都も梅雨が明けましたね~

しかし、この日中の暑さたるや・・・^^;

夏バテしない方がおかしいような気候でございます


バンコクのタクシー・・・おっしゃるとうり

一筋縄ではいきまへん!

私が一人旅で海外放浪していた時期

もう10年以上は前の話ですが・・・

われわれ、バックパッカー仲間の間でバンコクのタクシー、ホーチミンのシクロは天敵でした^^;

投稿: 高兄 | 2010年7月19日 (月) 20時47分

 高兄さん、この暑さはタイより暑いですねえ。
いつも励ましのコメントをいただきまして、有り難うございます。
乗り物では苦労をしますが、バンコクでは荷物を持って空港とホテルを移動するとき以外は、タクシーはほとんど使いません。
 空港往復はエアポートバスも使っていますが、最初から思えば料金が70Bから150Bへと高くなりました。新空港が動き出すと同時に便乗値上げですよ。
田舎に出る時はローカルバスが好きなので、いつもバスばかり使っていますが、体力が弱ってきたので5時間くらいを限度の目安にしています。
今日の朝日新聞でも、バンコクの復興は問題山積でまだまだのようです。

投稿: タイスキおじさん | 2010年7月20日 (火) 18時14分

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