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足が地に着かない 飛行機は怖い

 今年も御巣鷹山で慰霊祭が行われた。今から25年前の8月12日羽田発伊丹へむかう日本航空の飛行機が墜落した。お盆の帰省で満席の航空機の墜落であった。航空機事故としては世界でも最大級の事故で死者は520名におよんだ。

 私の子供の頃、同じ日本航空の羽田発の福岡行きの木星号が。伊豆大島三原山の山腹に激突して全員死亡した事故を新聞で読んで、地上を走らない飛行機ってものは何て怖い乗り物だろうと思ったものだ。

 地上に足の着いた乗り物の事故も多発はするが、助かる確率もかなりある。地上の事故より航空機の方が事故の確率は低い。と云われるが重い飛行機が1万メートルもの上空を飛んでいるのだから、これは確かに恐ろしい。

 私のタイの旅はかなり多いので、タイの航空機事故はどうなのだろう。と調べてみると、あるはあるは、私が知らなかっただけである。

 プーケットで海に墜落85人死亡。  タイ航空コンケーンで墜落40人死亡。

 カトマンズ空港でタイ航空機が山に衝突113人死亡。 

 格安ワンツーゴープーケットで墜落80人死亡。 サムイ島で管制塔に激突して死亡。

 軽微な事故はかなりの数起こっていた。私のような者は「知らぬが仏」で乗っていたのか。そういえば十数年前私の乗ったタイ航空がランパン空港に着陸した衝撃で、天井が落下したことがあった。

 これもかなり前になるが、友人と3人でチェンライを訪れるため、タイ航空の最終便に乗ったときのことである。ドムアン空港を定時に出発するため滑走路の端まで移動して待機中、管制官の出発合図を待っていた。

 管制官の指示があったのだろう。飛行機はエンジンを全開にして滑走を始めた。次第にスピードを増して離陸体制に入って、ボンと大きな音がし急角度に滑走路を外れて芝の中に突っ込んで停止した。何が起こったのかと窓から外を見ると消防車が4台こちらへ向けて急行中であった。

 火が出ていなかったので、みんな落ち着いて乗務員の指示に従った。飛行機は乗客を乗せたまま牽引車によって芝生から引き出され、空港の出発ゲート前に移動した。詳しい説明はなされなかったが、どうも左の車輪がパンクをしたらしかった。

 しばらく点検していたが、この機は今日は飛ばないので降りてください。こんな飛行機は降りますが最終便ですよ。 代替機は出るのかと乗客は騒ぐものの、まだ決まっていません待合室でお待ちください。

 1時間余り待っていると、遠くからのろのろと代替機が引かれてくるのが見えたが、すぐには飛びそうにない。機内食や乗客の荷物の積み替えに時間がかかるためだ。その後で我々の再搭乗となった。翌日の新聞にはこれに関する記事は皆無であった。

 タイでは乗客を乗せた飛行機が、飛び立つ寸前に滑走路を飛び出した位では、事故の内には入らないのだろうか。 どうも安全運行の基準が日本とは異なるようだ。

 この時の飛行機の遅延は4時間10分、海外旅行損害保険の遅延適応は6時間以上なので、ここでも保険金の3万円は逃げていった。

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