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不思議なことがあるものだ

 娘に借りた群ようこさんの、東方見聞録という本を読んでいて、また思い出してしまった。  著書の一部を無断で引用させていただく事を、お許し願いたい。

 プーケットに行ってタイがことのほか気に入った著者が、新たに女性4人でサムイ島へ行く予定を立て、その前にバンコクで2泊したときの紀行エッセイの一部である。

 明日のために、その夜は早く寝た。ベッドに入るとすぐ寝られたのだが、明け方ふと目が覚めた。時計を見たら朝の4時50分。まだ早いから寝ようとしたとたん、部屋の隅でチリーンと綺麗な鈴の音がした。 

 はっとして気配をうかがっていると、また、チリーンと音がした。私はベッドの中で、絶対に寝ぼけてないよな、起きてるよなとつぶやいた。音のする方を見るのが怖いので、じっと身を固くしていると、今度はドアの前からチリーンという音が二度した。だんだん近づいてくる。

 しばらくすると、ドアの向こう側からチリーンと音がした。ドアは開いてないのに、音だけが移動していった。そして最後にばたん!と私達の部屋のドアが閉まる大きな音がした。 あまり大きな音だったので、私は誰かが入って来るんじゃあないかと、気が気ではなかった。しかしその後は何も起こらなかった。

 朝食をとりながらみんなに、明け方起きてグラスで水を飲んだりした? 鈴の音がしてたんだよ。と音の話をしたのだが、誰も気味悪がって知らないと云った。

 私は子供の頃から、妖怪とか霊のような話は怖わかったけれど、その存在は全く信じていない。ところが群ようこさんのこのような実体験などがエッセイとして出版されると、本当にあるのかなあ、と半信半疑になってしまう。

 実は私も7年ほど前に不可解な体験をしているので、お盆ということではないが再掲してみる。

 イサーンの旅の最後の夜なので、ウボンラチャタニー随一の高級ホテルであるライトーンホテルをめざした。これまでは、市場やムーン川に近い私にとって手頃なホテルばかりに泊まっていたが、いよいよウボン随一の高級ホテルかあ。

 身の程もわきまえず訪れたライトーンでは、私の姿が見えるとすぐ、ボーイの敬礼に迎えられて、フロントへ誘われた。つたないタイ語で部屋はありますか。と尋ねると、気の毒そうな顔で今日は満室です。 これだ。
 
 高級ホテルにしようなどと、生意気な考えを起こすからこうなるのだ。 そこで困ったときの隠し球を出してみた。

 日本のタイ語教室でタイ人に書いて貰ったメモ 「良いホテルがあったら紹介してください」。 を出すと、フロントの女性は即座に市内地図をだして印を付た。そして印の横にホテル名を書いて手渡してくれた。

 紹介されたホテルは NEVADA GRAND HOTEL と書いてあったので、念のためタイ語でも書いてもらった。(トゥクトゥクの運転手に見せるため)  しかし、この心配も杞憂の終わった。

 気の毒に思ったフロントの女性は、従業員を呼んでネバダグランドまで送るように指示をしてくれた。 ここで私は大きな送迎用バスの無賃客となった。 さすがは高級ホテルである。

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