« パヤオの夕食は | トップページ | パヤオの次はどうしよう »

必ず迷う パヤオの市場

 パヤオの空が白み始め窓を開けると、昨晩は見ることが出来なかったパヤオ湖がなんと美しいことか。 琵琶湖と見まごう広さで、遙か遠くに対岸の山脈がかすんで見え、幻想的にさえ見える朝の風景であった。

 さっそく湖畔の散歩に出かけると、湖面をわたってくる涼風が気持ちよく、旅の疲れをすべて持ち去ってくれるようだ。

 湖岸では、まだ暗いのにお爺さんとお婆さんが、並んで竿を出している。歳を重ねると寝覚めが早くなるのは、どこの国であっても同じなんだなあ。 それにしても老夫婦の仲むつまじい姿が、一幅の絵になっているようだった。

 素晴らしい朝の風景を愛でた後は、やはり早朝の市場だ。 地図なんて無くても市場なんぞすぐに分かる。
 朝靄をついて時折走ってくるバイクを見ればいい。 こんな時間に走る行き先は、市場に決まっているので、市場までの道順なんかすぐに分かるのだ。

 パヤオの市場は豊富な、しかも珍しい食材が揃っていてとても面白い。ところがこの市場の広がりは特に難解だ。小さな露地が曲がりくねって交差し合い、どこを通っているのか、すぐに分からなくなる。
市場の主人公は写真でよく見る少数民族の娘さんの、なれの果ての人が大多数で大変趣があった。

 そして道に迷った。 私は方向感覚にはいささか自信があるのだが、久しぶりに方向を失った。
買い物帰りの青年にボーコーソー(バスターミナル)はどちらでしょうか。と尋ねると、親切にこの道を行き、その先を左に折れて、更に………  いや方向だけで良いのです。ありがとう。

 あまり美味しくない朝食を済ませチェックアウト、ホテルを出ると昨夜の食堂のおばちゃんが,めざとく見つけて笑顔で手を振って見送ってくれた。

 バスターミナルへ着くと、昨夜あれほどいたエアコンバスは姿を消し、ボロバスが3台ターミナルの横に停車しているだけだった。
バスの車掌にチェンライへ行くのはどれかを尋ねると、窓の閉まった一台に案内してくれた。

 窓が全部閉まっていると云うことはエアコンバスだ、とほくそ笑んで乗車してみると、窓が壊れて開かない昔はバスだったと思われる代物であった。 何たる不運なのだろう。
私は必死の思いで、窓がわずかでも動く座席をやっと探しあてた。やれやれ。 

 東北タイではいつもボロバスに乗っていて、大概のボロでは驚かないが、それにしても見るほどに凄いバスだ。

 臭気が鼻を突き服が汚れないか気がかりなほどだ。周りの乗客は色の浅黒いラオスやビルマ系、山岳民族の人ばかりのように見える。
 むせ返るような暑さの車内は人いきれで匂うこと臭うこと。 朝から気持ちが萎えてしまった。

|

« パヤオの夕食は | トップページ | パヤオの次はどうしよう »

パヤオ」カテゴリの記事

コメント

タイスキ様、こんにちは

>昨晩は見ることが出来なかったパヤオ湖がなんと美しいことか

今も印象に残る美しさなのでしょうね^^

お写真があれば、拝見したいです

しかし、タイの地方に行かれても、タイ語に堪能で

旅慣れた、タイスキ様は逞しいですね^^

投稿: 高兄 | 2010年10月12日 (火) 12時22分

 高兄さん、ブログを拝見しました。凄い写真ですね。写真を職業にされているのでしょうか。

 私がまさかブログなど、始めるとは思ってもみなかったので、真面目に写真を撮ったことなどなく、今にして思えば惜しいことをしたと悔やんでいます。

 子供の頃から日記なんか、1週間も続くことがなく、ブログも続くはずがないと確信していたので、少々困惑しています。

 昨日もタイ航空から、12月で失効するマイルがありますから早く使ってください。と催促されたので、重い腰をいつ上げようかと、思案を始めました。

投稿: タイスキおじさん | 2010年10月13日 (水) 08時57分

この記事へのコメントは終了しました。

« パヤオの夕食は | トップページ | パヤオの次はどうしよう »