メナームソンシー

メナームソンシーって何だ

 チョンメックから数㎞北へ行ったところに、メーナームソンシーと呼ばれるところがある。この名前の意味、メー(母)ナーム(水)ソン(2)シー(色)つまり 「2色の母なる川」 であり、メコン河とムーン川が合流する地点で、比較的透明な水と濁った水が並んで流れ下るだけなのだ。

 別にどうしても見たいわけではなかったが、食堂の女主人に勧められて船に乗ってみた。日本でもよくあることなので、何の興味もわかない。退屈そうに見えたのか、ラオスでも見ますか。と船頭が事もなげに話しかけてきた。

 私達が島国育ちなので、国境という言葉に何かしらロマンチックにさえ思うことがある。そして魅力を感じるのだ。しかし何のことはない、ゲートを上げれば隣国、小さな川でも渡れば隣の国、が普通に存在することだって多いので、感傷に耽ることはない。

 小さな船がラオスの岸辺に到着すると、2人の男性が崖上から降りてきて、藁葺きの小屋の汚い椅子に座った。船のオバサンはここがイミグレーションだという。そこへ行ってパスポートは?と聞くとメアオ(要らない)と言って25B(75円)を請求された。

Photo_2  チョンメックの時と同じように、スタンプを押した紙を渡され、村の中だけという条件で1日の滞在が認められた。

 この村は50軒ほどの家が集落を形成して、一応家の前でなにがしかの物品を販売している。

しかし全く商売などする気はなく。隣人とおしゃべりばかりだ。

 黒豚の子や猿の子などに首輪を付けて、子供は遊び回っている。 Photo_3

 汗で気持ちが悪くなったのでTシャツを1枚買おうと値段を聞いてみて驚いた。1枚が20,000キップという。2万キップとはまた法外なこと。

 通貨が違うのでとても高そうに思うが、日本円に直せば230円ほどである。

 後進国と呼ばれる社会主義国のラオス、カンボジアなどは、キップやリエルを単位としていて、物価の数字はかなり大きくカンボジアではTシャツを1枚買うのに11000リエルくらい必要となる。 あまり価格の数字が大きくなると購買意欲が萎えてしまう。

 まあラオスの生活の一端を覗いてみたい。しかしビザなど大げさな手続きは面倒だという人には、こんな簡易な入国も楽しいのではないか。

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